明治ホールディングスの上期業績は増収増益
明治ホールディングス(HD)が11月8日発表した20年3月期第2四半期(19年4~9月)の連結業績は、売上高が1.0%増の6180億7700万円、営業利益が8.5%増の475億7300万円、経常利益は11.1%増の487億3300万円の増収増益となった。
このうち、食品セグメントは売上高0.3%減の5232憶円、営業利益1.4%増の395億円。発酵デイリー事業(ヨーグルト、牛乳類、飲料など)は、「ザバスミルクプロテイン」がラインアップ強化により大幅に伸長したが、ヨーグルト、プロバイオティクス商品の減収で1.9%減と前年を下回った。営業利益も減収の影響や原材料調達コスト上昇で7.4%減となった。
加工食品事業(チーズ、バター、マーガリン、アイスクリームなど)は0.1%増、天候不順でアイスクリームが減収となったが、「明治北海道十勝チーズ」が好調に推移し、3.3%増だった。営業利益は、3月に実施した価格改定などで11.2%増と大幅に前年を上回った。
日刊酪農乳業速報 11月11日号より
2019/11/13 | 新着情報